全体銘柄のチェック
どんな銘柄を買うのがいいのか、ポイントは以下の通りです。
まず大切なことは、それぞれの銘柄に関して客観的な情報を入手するということです。各銘柄の詳細に関しては、各投資法人のホームページをチェックすればいいのですが、これは残念ながら必ずしも客観的な情報とはいえないので、第三者の評価を確認することが大切です。
具体的には、東京証券取引所のホームページで東証リート指数をチェックしておきましょう。これは、不動産投資信託(J-REIT)の価格がどのように動いているのかを指数化したものです。
2005年に入って人気が急速に高まり、その価格は7月にかけて大幅に上昇しましたが、8月以降下落傾向が続きました。これは、長期金利が上昇に向かうのではないかという観測から、投資家の資金がJ-REITから各種の金融資産などに戻ったためといわれていますが、このピークに買った人は資産価値が目減りしている可能性が高くなります。
その上で、日々の新聞に掲載されている株式欄からJ-REITの銘柄動向を確認しておきましょう。また、J-REIT専門のサイトも大いに参考にしましょう。
目論見所の検討
J-REITは、すでに約30社以上の銘柄があり、その価格も20万円前後から100万円台にまで広がっています。
利回りもそれぞれに違っていますから、購入に当たっては個別の銘柄を十分に比較検討した上で購入先を決めるようにしましょう。 その前提となるのが目論見所の閲覧です。証券会社などで相談するのが便利ですが、そうした時間がない場合には運営会社である投資法人のホームページの決算短信などをチェックしましょう。
そこに、どのような会社が母体になっているのか、また投資先の物件はどのような内容になっているのかなどの概要が記されています。 上場銘柄の場合、左にあるような条件をクリアしていますから、比較的安定度は高いわけですが、それでも価格の上下幅や利回りには差が出てきます。自分の目で、どの銘柄が安心なのか、将来性がありそうなのかなどをチェックしていくようにしましょう。
また、購入後も安心してほったらかしということがないように定期的にその内容をチェックしましょう。
たとえば、投資口の追加発行などの場合、投資口数を増やすだけの裏づけがあればいいのですが、そうでない場合には価格の低下につながりかねません。また、運用資産を追加したり、売却したりする場合にも、それが妥当なものかどうかなどを判断して、場合によっては早めに売却するなどの行動が必要になるケースがあるかもしれません。